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熊本県阿蘇市の阿蘇神社で21日、五穀豊穣を祈る国の重要無形民俗文化財「火振り神事」があった。地元住民らが参道で縄の先についたたいまつを次々に振り回すと、炎の輪が闇の中に幾重にも浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれた。
神社の農耕の神が、姫神を明かりで照らして迎え入れたことが発祥とされ、阿蘇に春を告げる風物詩として知られている。
この日は、約12キロ離れた別の神社を出発した姫神のご神体が阿蘇神社に到着すると、用意された1800束のたいまつに次々と火がつけられた。観光客も一緒に縄を振り回し、神事を楽しんだ。