[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
“ブリッ子キャラ”として知られる田中みな実さん。人気者の宿命で「嫌いな女子アナランキング」では、たびたび上位にランクイン。でも、それをネタにするたくましさも持ち合わせている。作家・林真理子さんとの対談で今の“悩み”を明かした。
* * *
林:1年前ぐらいだったかな、青山を歩いてたら、向こうからきれいな人が歩いてくるなと思って、ちょっと立ち止まって見てたの。
田中:そう、あのとき一瞬、見つめ合っちゃいましたよね。
林:ガン見しちゃってごめんなさい(笑)。そしたら声をかけてくださったんですね。
田中:「林真理子さんですよね。私、田中みな実です」って。
林:なんかオーラが立ってて、ふつうの人じゃないなと思いましたよ。
田中:いやいや、とんでもないです。
林:田中さんは去年の9月末にTBSをやめてフリーになられたんですよね。いま、レギュラー何本ですか。
田中:「有吉ジャポン」「ニュースな晩餐会」「ジョブチューン」の3本と、あとラジオをやってます。
林:すごいじゃないですか。有吉(弘行)さんとマツコさんと番組やるのって大変じゃないですか?
田中:あ、それは私ではなくて……。
林:あ! ごめんなさい。別の方と間違えちゃって。
田中:いえいえ、大丈夫です(笑)。いわゆる「ブリッ子」をやっていた局アナ時代と比べて、そういうテイストの仕事は少なくなったんですが、いまはわりと本当の自分を求められることが多くて。
林:本当の田中さんって……。
田中:あそこまでデフォルメされた感じではないんです(笑)。でも、ブリッ子ってものがなくなると、はたして自分にはどんな価値があるんだろうかと、いま少し考えています。
※週刊朝日 2015年3月20日号より抜粋