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記者会見する桂米朝さんの長男・桂米団治さん(左)と涙をぬぐう桂ざこばさん=20日午前、大阪市北区
19日に89歳で死去した落語家で人間国宝の桂米朝さんの長男で、落語家の桂米団治さん(56)と、米朝さんの弟子の桂ざこばさん(67)が20日、大阪市内のホテルで記者会見した。
米朝さんの最期の様子について、米団治さんは「全く苦しまず、眠るようにあちらへ行きました」と語り、ざこばさんも「こんなにきれいに亡くなるものかと思いました。大往生というのはこれやなと思いました」と言い、声を詰まらせた。
米団治さんは「芸で身を立てさせてもらっているという謙虚さと、はなし家としての強烈なプライドの両面を持っている人だった」と、落語に生きた父の姿を表現した。ざこばさんは「稽古をさぼっていた時、こっそり頑張っていた時、何でも見抜かれていた」と、師への思いを強くしていた。