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[ワシントン 11日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)は11日、ストレステスト(健全性審査)でドイツ銀(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)およびサンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)の米国法人について、資本計画の手続きにおいて広範かつ多大なぜい弱性が認められるとし、両行の資本計画を認めないとの判断を示した。両行は、自己資本維持能力に関するテストには合格していた。
ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)の資本計画については、配当支払いや自社株買いの規模を縮小した修正後の計画が悪化シナリオに耐え得るとして承認した。
関係者によると、モルガン・スタンレーは資本計画の承認を得るために、トラスト型優先証券49億ドル相当の買い戻し案を撤回したという。
昨年のストレステストに合格できず、今年の結果次第でコルバット最高経営責任者(CEO)の進退問題に発展しかねなかったシティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は計画が承認され、増配が可能になった。同行は1株当たりの配当額を0.01ドルから0.05ドルに引き上げ、4月からの5四半期中に78億ドルの自社株買いを実施することが認められた。
バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)は、配当支払い計画が承認されたものの、内部管理態勢とデータ計測モデルの改善が条件についた。
FRBは「バンカメは資本計画の損失・収入計測モデルの策定作業の面で欠陥が明らかになった」と指摘した。
*内容を追加します。
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