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[ワシントン/ロンドン 17日 ロイター] – 複数の関係筋によると、イングランド銀行(英中央銀行)が今後実施する銀行のストレステスト(健全性審査)の対象に、外国銀行の英国支店が含まれる可能性がある。
英中銀の健全性監督機構(RPA)が最近、外資系銀行にデータを提出するよう要請し始めており、ストレステスト実施に向けた第一歩の可能性があるという。
ただ関係筋の1人は、当局は市場リスクに関する理解を深めるため、米銀の英国支店にさらなるデータを求めているが、必ずしも近い将来に正式なストレステストが義務付けられるとは限らないとしている。
英中銀の報道官はコメントを求められ、「われわれは投資銀行の取引帳簿におけるリスクプロファイルなどに関する見解について伝えるため、データを収集している。外国機関をストレステストの対象にする意図を示唆するものではない」と述べた。
PRAは2016年からのストレステストプログラムの進め方を検討するにあたり、年内に諮問文書を作成する方針を示しているが、詳細は明らかにしていない。また、今年には昨年対象となった住宅金融組合を含む国内大手8行に対しストレステストを実施するとしている。
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