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貧困Jリーガー続出 平均給与は中国以下、バイトをしないと生活できない選手多数

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貧困Jリーガー続出 平均給与は中国以下、バイトをしないと生活できない選手多数

貧困Jリーガー続出 平均給与は中国以下、バイトをしないと生活できない選手多数

 

 現代はどんな物にも値段が付けられ、商品にされている。サッカー選手もその例外ではない。そして、付けられている値段はピンからキリまで幅広い。0がいくつあるのかわからない額もあれば、サラリーマンの月収より少ない場合もある。また、値段の変動も激しく、ケガをすればもちろん値崩れするし、逆に印象的なプレーをすれば一気に跳ね上がる。スポーツ選手とは、いかにチームを勝たせることができるかで評価され、値段が付けられる。では、日本のサッカー選手には、どの程度の値段が付いているのだろうか?

 まずは彼らの契約形態から見ていきたい。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のクラブの場合、A、B、Cと3つの契約ランクがあり、新卒入団の選手はほとんどの場合、最低ランクのC契約から始まる。C契約は年俸の上限が480万円で在籍期間も3年までと限られているので、その間にJ1で450分、J2で900分出場してAまたはB契約へとステップアップしなければ、プロサッカー選手としてのキャリアは終焉を迎えることになる。B契約は、年俸上限が480万円とC契約と同じであるが、期限や出場時間のノルマは特にないので、B契約を結ぶことで、ひとまず解雇の危機からは脱し、A契約を目指して日々鍛錬を積んでいくことができる。最後のA契約は、年俸上限はないが契約できる人数が1チーム25人までと制限があるため、目覚ましい活躍をしてチームに不可欠な存在として認められなければ契約締結まで至らないのである。

 実際に、選手たちはどのくらいの年俸をもらっているのか見ていきたい。Jリーグの顔である、中村俊輔(横浜F・マリノス)や田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)、遠藤保仁(ガンバ大阪)などのトッププレイヤーになると、年俸は1億円を超えるのだが、Jリーグ1部(J1)の登録選手516人のうち1億円を超えているのは10人前後と、ほんの一握りの選手しか大金を手にできないのである。1億円以上の年俸をもらっている選手がいる一方で、日の当たらないC契約の選手たちは非常に苦しい懐事情を強いられている。彼らは最高年俸には制限があるが、最低年俸に制限はない。したがって、クラブはいくらを提示しても構わないのである。

 以前、Jリーガーが万引で逮捕された際に、元日本代表のある選手が次のようなコメントを残している。

「選手だから、いろいろなところに自腹でお金をかけなきゃいけないし、バイトをしなきゃ普通の生活もできないという選手は多い」

 アスリートである以上、体調管理や体のメンテナンスに時間と金をかけるのは当然なのだが、日々の生活もままならない薄給のJリーガーが大勢いるのが現状なのである。 年俸を平均してみると、2015年現在約2000万円といわれているのだが、平均額を満たしている選手が実は3分の1程度しか存在しないのである。当然プロスポーツなので、結果を出さなければ評価されない世界でもあるのだが、同じJリーガーでも選手によって収入は天と地ほどの差があるのだ。

●世界トップクラス選手の給料

 一方、世界トップクラスのサッカー選手の給料はいくらなのか。米経済紙フォーブスのサッカー選手年収ランキングによれば、1位:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード、約74億円)、2位:リオネル・メッシ(FCバルセロナ、約66億円)、3位:ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマンFC、約35億円)とトップ3は飛び抜けた額になっている。ロナウドとメッシがイブラヒモヴィッチにここまで差をつけている理由としては、スポンサー収入の違いがある。こちらのランキングは、純粋にサッカーの収入のみのランキングではなく、個人の総収入で順位付けしているため、スポンサー収入の部分ではイブラヒモヴィッチは、どうしても2人には劣ってしまうのである。このように世界のスター選手になると、巨額のスポンサー収入があるのである。

 英紙デイリーメールが昨年発表した世界のサッカーリーグ平均給与ランキングでは、1位はイングランド・プレミアリーグ(約4億1500万円)、2位はドイツ・ブンデスリーガ(約2億6600万円)、3位イタリア・セリエA(約2億4000万円)、4位スペイン・リーガエスパニョーラ(約2億2100万円)となっている。日本は24位で、世界トップクラスのリーグと比べると給料面でもかなり劣っていることがわかる。

 ここで意外だったのが、中国・スーパーリーグの平均給与額が約3800万円とJリーグを上回っている点である。近年、スーパーリーグでは資産家がクラブを買収し、その潤沢な資金力にものを言わせ、欧州や南米から有名選手を呼び寄せてチームを強化しており、ディディエ・ドログバ(チェルシー)、ニコラ・アネルカ(ムンバイ・シティ)など、歴史に名を残すような選手も過去には中国でプレーしていた。デイリーメールのランキングでは中国は15位で、アルゼンチン、ベルギー、オランダなどの強豪国と肩を並べる額なのである。とはいえ給料の格差は日本以上で、高年俸なのは一握りの外国人選手だけである。

 近年、Jリーガーに海外チームから多くのオファーが来るようになった理由として、コストパフォーマンスに優れているという点が挙げられる。日本の育成組織が成熟し、技術面では十分に欧州で戦える選手が日本には多く存在し、移籍にかかる金額も、年俸が高くないので非常に獲得しやすいのである。ある代理人は次のように語り、日本人の獲得に積極的な姿勢を見せる。

「年齢が低ければ年俸も安く、語学を含めた生活面の適応力も高い。万が一、失敗しても、別の移籍先を探しやすいという意味でリスクが低い。クラブ側も、そこまで慎重にならずに日本人選手を獲れる」

 以前より若手の海外流出、才能の青田買いが進み、Jリーグの空洞化が叫ばれてきた。そういう問題を解決するためにも、Jリーガーの平均年俸をもっと引き上げて、世界レベルに近づけなければ、「サッカー選手」は子どもたちのあこがれの職業ではなくなってしまうのではないだろうか。
(取材・文=加藤次郎/サッカージャーナリスト)

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