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作家の村上春樹氏は2日、読者からの質問などに答える交流サイト「村上さんのところ」で、香港民主派デモに参加した女性(22)からの相談に対し、「民主化のためにあなたがたが行ったことは、決して無駄には終わらない」との激励メッセージを寄せた。
香港では昨年9月から2カ月半の間、行政長官の選挙制度民主化を要求する民主派デモが続き、強制排除で終結した。女性は「現状とその壁に対していかに無力かも知った。この壁に対して私は何ができるのか」と質問をぶつけた。
村上氏は「一見『何もなかった』ように見えるかもしれませんが、足の下の見えないところで、何かは確実に変わっているはずです。あなた方が行ったことはひとつの事実として残っていますし、その事実は誰にも無視することのできないものです。世界はその事実のぶんだけ変化したのです。これからもがんばって、ほんの少しずつでもいいから世界を変えていってください」と応じた。