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兵庫県・淡路島の5人刺殺事件で、死亡した平野毅さん=当時(82)=と妻恒子さん=同(79)=の体に刺し傷や切り傷がそれぞれ約30カ所あったことが15日、県警捜査1課への取材で分かった。同課は、平野達彦容疑者(40)が強い殺意を持って2人を襲ったとみて動機の解明を急ぐ。
同課によると、2人の死亡推定時刻は9日午前5時ごろで、胸などを刺され失血死していた。腕などには身を守った際にできたとみられる傷があった。平野容疑者宅から押収されたサバイバルナイフの刃の形状と、遺体の傷は矛盾しないという。