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2015年春闘で、各社の回答額が書き込まれる金属労協のボード=18日午前、東京都中央区
自動車や電機などの大手企業が18日、2015年春闘で労働組合の要求に対し、一斉回答した。円安を追い風にした好調な企業業績や政府からの賃上げ要請を受け、前年に続き高額のベースアップ(ベア)が相次いだ。けん引役のトヨタ自動車は、ベアに当たる賃金改善分が現行の要求方式となった02年以降では最も高い月額4000円、一時金は要求通りの6.8カ月を回答した。
日産自動車はベア5000円とトヨタを上回り、大手製造業でも最高水準となった。一時金は満額の5.7カ月を回答した。ホンダはベア3400円、一時金は要求通りの5.9カ月で決着した。
電機では、パナソニックなど大手はベア3000円の統一回答を行い、現行方式では最高となった。一時金は業績に連動させて決める企業が多いが、業績好調な三菱電機は過去最高になりそうだ。