[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
*08:40JST SQ通過によるアク抜け、新年度への期待感
13日の東京市場は堅調な展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが259ドル高と大幅に上昇した。連邦準備制度理事会(FRB)によるストレステストでほぼ全行の資本計画が承認されたことを受け、金融関連銘柄を中心に買いが広がっている。これを受けたシカゴ日経225先物清算値(6月限)は大阪比195円高の19125円となり、東京市場はこれにさや寄せする格好からのギャップ・アップで始まろう。
ただし、SQ値が高く決まる可能性があるため、これが上値を抑える可能性はある。日経平均は19000円を回復して始まるとみられるなか、いったんは利益確定に向かわせやすい面もありそうである。FRBによるストレステストの結果が評価されており、メガバンクなど金融株の反応が注目されるところ。金融株が買い一巡後にこう着感の強い展開になるようだと、次第に週末ムードにも。
また、米小売売上高が予想を下回っているほか、原油先物相場の下落基調も継続している。自動車や資源関連などの上値の重しとなる可能性はありそう。さらに、半導体SOX指数は下落している。米インテルが、1-3月期の売上高がこれまでの予想を下回るとの見通しを示したことが嫌気されており、ハイテクセクターの上値も重そうだ。
日経平均は高値圏でのもち合いを上放れてくるだろうが、その後は19000円処での値固めの動きといったところであろう。19000円を固めてくるようだと、SQ通過によるアク抜け、新年度への期待感などもあり、3月末に向けた一段高が意識されやすい。
《TN》