*11:50JST 日経平均は187円高で前引け、先物主導で昨年来高値を更新
　
　日経平均株価は、18939.83円（前日比+187.99円）で前引け。欧州中央銀行（ECB）のドラギ総裁が、ユーロ圏諸国の国債購入などの量的緩和策の実施を表明したことを受けて5日の欧米株式市場が上昇、日経平均も買い先行でスタート。寄り付き後は先物へ断続的に大口買いが入り、一時18965.86円まで上昇し、昨年来高値を更新。買い一巡後については、米国2月雇用統計を控えていること、19000円が上値抵抗としても意識され上げ渋る展開に。
　
　セクター別では、精密機器、医薬品、証券、化学、食料品などが上昇する一方、鉱業、非鉄金属、パルプ紙、情報通信、石油石炭などが下落。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>、トヨタ<7203>、エーザイ<4523>、ファーストリテ<9983>などが上昇する一方、ソフトバンク<9984>、ソニー<6758>、富士重<7270>、ヤフー<4689>、ファナック<6954>などが下落している。
　
　
　《KO》