*11:17JST 日経平均は4日続伸、19300円水準で堅調推移
　11時10分現在の日経平均株価は19306.92円（前週末比52.67円高）で推移している。前週末13日の米国株式市場が下落したことから、日経平均は小幅安でスタートした。前週末に大幅上昇となった反動も警戒されたものの、トヨタ自<7203>がベア4000円で事実上決着とする報道などがあり、賃上げ拡大を背景とした先高期待も根強く、売り一巡後にはプラスに切り返した。一時19349.20円（同94.95円高）まで上昇し、連日で昨年来高値を更新している。
　
　個別では、三菱ＵＦＪ<8306>、ファナック<6954>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ＯＬＣ<4661>などが堅調。ＫＤＤＩ<9433>や任天堂<7974>は2％超の上昇。また、アイロムＨＤ<2372>、一正蒲鉾<2904>、ガリバー<7599>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、武田薬品<4502>、ＪＴ<2914>、ＮＴＴ<9432>などが軟調。免震ゴムの試験データ改ざんが伝わった洋ゴム<5105>が10％超の下落となっているほか、ソニー<6758>やエーザイ<4523>もやや下げが目立っている。また、洋ゴムのほかオルトプラス<3672>、ＪＶＣＫＷ<6632>などが東証1部下落率上位となっている。
　
　《HK》