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*17:35JST ソフトブレーン Research Memo(6):機能向上を図りながらクラウド型、オンプレミス型の顧客数を拡大
■今後の見通し
(2)eセールスマネージャー関連事業
ソフトブレーン<4779>のeセールスマネージャー関連事業の今期売上高は、前期比10%以上の増収を目標としている。「使い勝手No.1」のSFAを目指した開発投資を積極化し、機能向上を図りながらクラウド型、オンプレミス型ともに顧客数の拡大を進めていく戦略だ。
機能の拡充に関しては前期に4回実施しており、いずれも顧客からの評価は高かったが、今期も1月に実施したスマートフォン版のデザイン刷新による操作性向上を行っており、今後も図のとおり各種機能の強化を図りながら、製品競争力を高めていく計画となっている。
また、新規顧客の開拓に当たっては、中堅・中小企業などのボリュームゾーンの開拓に特に注力していく方針で、前期より活発化させている他企業との協業を一段と強化していくほか、Web広告など販促費も積極的に投下していく方針だ。
このため、今期も開発費や販促費などの増加により、利益面では伸び悩む可能性もあるが、同事業においては顧客獲得を最優先事項として打ち出している。企業内でのスマートデバイスの普及によって、営業マンの生産性向上に役立つツールとして営業支援ソフトの導入が今後加速化してくるとみられるためだ。営業支援ソフトの国内での導入企業数は約2万社と言われている。法人企業数が300~400万社、このうち販売部門を抱える企業の数が100万社としても、普及率はまだ数%にとどまっており、成長ポテンシャルは大きいと言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《FA》