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20日午前のPM2.5濃度は、全ての測定局で環境基準値(35マイクログラム/㎥)以下となっている。現在、注意喚起を発表している自治体はない。
20日午前7時現在の各地のPM2.5測定値は、高いところでも北海道旭川市で33マイクログラム/㎥、北海道千歳市で31マイクログラム/㎥、埼玉県幸手市、千葉県野田市で30マイクログラム/㎥と、全ての測定局で環境基準値(35マイクログラム/㎥)以下となっている。
今日は、日本付近は大陸から張り出す高気圧に覆われる。全国的に風が弱く、地上付近に空気が滞留しやすい。このためPM2.5濃度は、全国的にやや高く (35超~50マイクログラム/㎥以下)なる地方が多い予想となっている。なお、中部では午後から、東北と近畿は夜になって低く (35マイクログラム/㎥以下)なる見込み。
明日の濃度は、西日本から東日本でやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところが多い予想。東北は一日を通して低い(35マイクログラム/㎥以下)見込み。北海道は初めやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)が、午後は低く(35マイクログラム/㎥以下)なるとみられる。
PM2.5については、国の基準値である1日平均値で35マイクログラム/㎥を超えた場合、呼吸器系およびアレルギー疾患のある人を対象に、外出時のマスク着用、また帰宅時の目洗い、うがいなどを促している。
PM2.5の1日平均値が70マイクログラム/㎥を超過した場合にはすべての人を対象に、外出や激しい運動を控え、部屋の換気などを最小限にすることなどを呼びかけている。
■各地方の詳細情報については、PM2.5マップでご覧ください。