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パーク24が「電気自動車」についての意識調査を行ったところ、9割以上の人が航続距離が50km以下だと思っていることが判明。正しい認識が浸透していないことが分かりました。そうした誤った認識は、電気自動車の普及が進まないひとつの理由にもなっていそうです。
実用的だと思われていない電気自動車
コインパーキング「タイムズ」などを展開するパーク24は、「電気自動車」についての意識調査をドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」会員を対象に実施。2015年3月9日にその結果を発表しましたが、電気自動車について正しい理解、認識が広がっているとは言いがたい内容がそこに現れていました。
パーク24の資料によると電気自動車の航続距離について、現在販売されているものは1充電あたり180~220km程度、走行することが可能です(JC08モード)。しかしこの意識調査で、電気自動車の航続距離をその範囲だと正しく回答した人はわずか0.7%。「電気自動車は1回の充電で50km以下しか走れない」という答えが圧倒的で、実に94%を占めていました。
航続距離が200km程度という電気自動車の現状は正しく認識されておらず、50km以下しか走れない――すなわち「電気自動車は実用的ではない」と思っている人が多いと、この結果から考えることができそうです。
この意識調査は2014年12月22日から28日まで非公開形インターネットアンケートで行われ、6906人の有効回答者数がありました。
中国地方でなぜか高いディーゼル人気
「クルマを燃料で選ぶとしたら、どの燃料のクルマが欲しいですか?」という質問に対しては、約半数の49%が「ガソリン」を選び、「電気」17%、「水素」13%、「プラグインハイブリッド」11%、「ディーゼル」10%の順になっています。ただ最下位だったディーゼルは、中国地方の回答に限定すると20%の人が選択。ガソリンに次ぐ順位です。広島を本拠地に、ディーゼルへ力を入れるマツダの影響があるのかもしれません。
また「電気自動車がどのようになったら購入しますか?」という質問に対して、最も多かった回答は「価格が手ごろになったら」で40%。それに「航続距離に不安がなくなったら」23%、「充電ステーションが増えたら」20%、「好きな車種があったら」14%が続きます。やはり航続距離、充電に関する不安は大きいようで、43%がそれを購入できない理由に挙げた形です。…