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*09:13JST <7980> 重松製 796カ -
買い気配。15年3月期業績予想の上方修正と期末配当の増額を発表している。営業利益見通しは従来の2.70億円から3.50億円へと引き上げた。原子力発電所向け呼吸用保護具の受注増に加え、国内景気回復による製造業の受注増もあり、売上高が想定を上回った。また、期末配当については従来予想の7.50円から10.00円に増額している。
《HK》
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~JPX日経インデックス400への関心が高まりやすい
23日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:配当志向の物色から新年度への期待も
■外資系証券の注文動向:差し引き280万株の買い越し
■前場の注目材料:3共済年金、GPIFに合わせ株式投資拡大
■配当志向の物色から新年度への期待も
☆日経225想定レンジ:上限19750円-下限19550円
23日の東京市場は堅調な展開が期待される。20日の米国市場はNYダウ、ナスダックともに上昇し、ナスダックは5000ptの大台を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の19575円となっている。高いところで19605円をつけているが、今回の配当落ち分は日経平均で110円超とみられているため、日経平均では19700円を捉えてくる可能性がある。
今週は3月期末配当・権利取り最終日、および実質新年度相場入りを迎える。3月・9月期決算の配当取り最終日となる26日に向けては、配当志向の物色が強まろう。先週はヤフー<4689>が配当を倍増させるなど増額修正の発表が相次いでいる。さらに決算発表や株主総会を迎える5月、6月に向けては増額修正が増える可能性が期待される状況だ。
また、週末には実質新年度相場入りとなる。先週末には、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と国家公務員共済組合連合会、地方公務員共済組合連合会、日本私立学校振興・共済事業団の3共済が運用資産の共通指針を発表。新年度入りを迎えるなか、GPIFへの思惑が高まりやすく、権利落ち後には早期に権利落ち分を埋めてくる動きも意識されてくるだろう。
物色としては配当狙いのほか、新年度入り以降の年金資金流入が意識されやすく、ベンチマークの一つであるJPX日経インデックス400への関心が高まりやすいだろう。高ROE銘柄なども注目されそうである。そのほか、3月期末の株価位置への関心から出遅れの目立つ材料系の銘柄などには短期筋の資金が流入しやすいだろう。
■外資系証券の注文動向:差し引き280万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り530万株、買い810万株、差し引き280万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
3月16日(月):230万株の買い越し
3月17日(火):570万株の売り越し
3月18日(水):2530万株の売り越し
3月19日(木):70万株の買い越し
3月20日(金):200万株の買い越し
■前場の注目材料
・春季労使交渉の連合第1回集計、賃上げ率2.43%と昨年上回る
・3共済年金、GPIFに合わせ株式投資拡大
・iPS細胞を使った移植治療、2例目は備蓄細胞で
☆前場のイベントスケジュール
特になし
《KO》
大塚家具のお家騒動は日本の企業の約95%を占める同族経営企業にとって他人事ではない。日本に紅茶を普及させる大きな役割を担った京都の老舗でも、「骨肉の争い」が長年にわたって繰り広げられていた。3月23日発売の週刊ポスト(4月3日号)が報じている。
争いの最中にいるのが、城生真里氏(47)。真里氏の父は、「京都の紅茶王」と呼ばれた故・福永兵蔵氏。その婚外子である真里氏は、2005年に兵蔵氏が101歳で大往生を遂げた後、異母兄弟と約8年にわたる裁判闘争を繰り広げてきた。
兵蔵氏は、1930年に京都・三条通に「リプトン・ティーショップ第1号店」を開店。その事業を軌道に乗せ、一代で京都屈指の資産家に上り詰めたが、艶福家としても名を馳せた。2度の結婚で5人の子供をもうけたほか、複数の愛人がいたとされる。
真里氏の母・城生八重子氏(74)が兵蔵氏と出会ったのは18歳の頃だった。モデルとして活躍していた八重子氏は銀座の有名クラブで兵蔵氏と知り合い、26歳の時、兵蔵氏の子を身ごもり、真里氏が生まれた。兵蔵氏は認知した。
だが、後に両親の関係は悪化。八重子氏は自分ひとりの力で娘を育てることになった。真里氏が兵蔵氏に会ったのは小学校に上がった頃が最後だったという。それから30年ほど後に、真里氏は父の死を知った。
真里氏は同誌で、兵蔵氏の会社を継いだ長男らとの遺産をめぐる法廷闘争について、詳細に証言している。
*08:34JST 3/23
[強弱材料]
強気材料
・NYダウ上昇、バイオ医薬品セクターでの臨床試験結果を好感(18127.65、
+168.62)
・欧州株式市場上昇、ユーロ安による企業業績の改善期待で
・半導体SOX指数上昇、インテルやアプライドなどほぼ全面高
・日経平均反発(終値19560.22円)大引けにかけ強含み昨年来高値更新
・春季労使交渉の連合第1回集計、賃上げ率2.43%と昨年上回る
・3共済年金、GPIFに合わせ株式投資拡大
・シカゴ日経225先物清算値(19575、+75)
弱気材料
・2月コンビニエンスストア売上高、前年同月比1.4%減と11ヶ月連続の減少
・イエメン、自爆テロで140人超死亡
・ギリシャ問題、改革案巡りEU側に不信感も
留意事項
・NY原油反発(45.72、+1.76)ドル安による割安感から買い優勢に
・NY金続伸(1184.60、+15.60)
・ドル/円(120.00-01)
・ユーロ/円(130.13-16)
・富士通<6702>とオリックス<8591>、大型野菜工場を共同運営へ
・iPS細胞を使った移植治療、2例目は備蓄細胞で
・政府、貿易保険で小型旅客機「MRJ」支援
・ソニー<6758>、中国で「プレイステーション4」発売
・自民など、月内にもカジノ法案再提出へ
・住友商<8053>と上組<9364>、ミャンマーで物流事業参入
・2月パソコン出荷
・2月全国スーパー売上高
・月例経済報告に関する関係閣僚会議。終了後「月例経済報告」(3月)
・2月米中古住宅販売件数
・3月ユーロ圏消費者信頼感速報値
・米クリーブランド連銀総裁が講演
・米サンフランシスコ連銀総裁が講演
・米フィッシャーFRB副議長が講演
・メルケル独首相とギリシャのチプラス首相がベルリンで会談
《HK》
大塚家具創業者とその娘によるプロキシーファイトが注目を浴びる中、創業者vs現経営陣&米投資ファンドでバトルを繰り広げている企業もある。それが、雪国まいたけ。銀行をも巻き込み、現経営陣の優勢が伝わるが一方で、インサイダー取引が疑われるやり取りも……。闇株新聞氏が不可解なTOBの実態をあぶり出す。
◆創業者を追い出すために画策された雪国まいたけのTOBにインサイダー疑惑浮上
(ブログ&有料メルマガ管理人「闇株新聞」氏)
2月23日に米投資ファンドのベインキャピタルが、雪国まいたけに対してTOBを行う「予定」であり、雪国まいたけはそのTOBを受け入れる「検討」をしているとのIRが出された。
翌24日には雪国まいたけの取締役会がTOBへの賛同を決議し、同日から4月6日までを買い付け期間としてTOBが開始された。予定通り自己株を除く全株を買い入れると88億円ほどの投資となる。
雪国まいたけの創業者である大平喜信氏は’13年11月に過年度の不適切な決算処理の責任を取って代表取締役社長を辞任したものの、資産管理会社を合わせて57%を保有する大株主の立場から経営に関与を続けてきた。
今回も大平氏の求めにより、新たな取締役を選出するための臨時株主総会の開催が裁判所から許可されていた。それではTOBは不可能のはずである。
ところが2月23日に大平氏と資産管理会社の持ち株を担保に融資していた第四銀行など6行が担保権を行使して全株を取得してしまい、同時に全株をベインキャピタルのTOBに応募すると発表してしまった。
何かとコンプライアンス上の問題がある創業者の大平氏が今後も雪国まいたけの経営に関与することは好ましくなく、ベインキャピタルによるTOBは好ましいとするのが一般的な報道だ。
ところがこのTOBには「とんでもない問題」がある。
まず、未公表のTOB銘柄を事前に買い付けることはインサイダー取引に該当する。冒頭に書いたTOBの公表が回りくどいのはここを回避するためと考えられるが、第四銀行ら6行は明らかに公表前の2月20日にTOBへの応募予約契約を締結している。
また、ベインキャピタルのような投資ファンドは、普通は自己資金が投資額の3割程度で残りは借り入れで賄う。問題はそこからで、TOBが成功するとこの借り入れはすべて雪国まいたけにツケ回され、雪国まいたけの自己資金や将来の現金収入から優先的に返済される。…