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マイクロ波を送電、55m離れた受電器へ
3月8日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、宇宙太陽光発電の実現につながる無線送電実証試験に成功した。
この実験は、宇宙空間に浮かべた太陽電池パネルを利用し、電気をマイクロ波などに変換する「太陽光発電無線送受電技術」実現のための重要な実験である。
実験は兵庫県にある三菱電機野外試験場で行われた。今月1日に予定されていたが、悪天候のため8日に実施された。
実験では1.8kWのマイクロ波を送電器から発射。角度を変え微調整を行いながら、約55メートル離れた受電用アンテナに正確に送り直流電力に変換し、電力を取り出すことに成功した。
宇宙太陽光発電の実現とエネルギーの多様化に期待
「太陽光発電無線送受電技術」は宇宙太陽光発電の実現につながる中核的な技術である。JAXAは、経済産業省から事業を受け、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構と協力し、研究開発を進めている。
マイクロ波の送電技術には高い精度が求められる。安全に制御し実用化できれば電気を得る有効な手段となり、宇宙太陽光発電の実現とエネルギーの多様化が期待できる。
(画像:JAXA広報ザービスより)
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