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ソニーモバイルコミュニケーションズがモバイル関連見本市「Mobile World Congress 2015」(スペイン・バルセロナ)で発表した「Xperia Z4 Tablet」は、10型クラスのタブレットながら厚さ6.1ミリ、重量も389グラム(Wi-Fiモデル)/ 393グラム(LTEモデル)と薄さと軽さを追求したAndroidタブレットだ。
ソニーモバイルコミュニケーションズで商品企画を担当する伊藤博史統括部長は、「Xperia Z4 Tabletでは特に軽さにこだわった」と話す。なぜ軽量化に注力したのか。設計担当の斉藤裕一郎シニアプロジェクトマネージャーも交えて、企画面と技術面の苦労や工夫を聞いた。なお、Bluetoothスピーカーやヘッドセットなどアクセサリー関連の担当者にもインタビューを行ったので、別項で改めて紹介したい。
●理想は「生活に溶け込む360グラム台」
Xperia Z4 Tabletは、厚さ6.4ミリだった前モデルの「Xperia Z2 Tablet」から0.3ミリ薄くなり、さらに軽量化にも成功した。同時にIP65/IP68相当の防水/防じん性能をサポートし、キャップレス防水のMicro USB端子やイヤフォンジャックを備えるなど、使い勝手も向上させている。
高精細なワイドQXGA(2560×1600ピクセル)表示対応の10.1型ディスプレイと64ビットのオクタコアプロセッサを搭載しており、エンターテインメントに注力するソニーモバイルらしく、動画や音楽視聴、ゲームなども大画面でしっかり楽しめる。そんなXperia Z4 Tabletはどのようなコンセプトで開発されたものなのだろうか。
伊藤氏は「ミュージックやゲームなどのエンタメ分野、ディスプレイ、カメラ、デザインといったXperiaの特徴を突き詰めてしっかりとした新型タブレットを出そうと話しました」とした上で、「今回は特に重さにこだわりました」と話す。
「新端末を作る時はいつも開発(技術)と企画で議論になるが、企画側は重さにこだわり、まず360グラム台の重さを目指そうと決めました」と伊藤氏。というのも、日常生活を送る中で我々自身が使っているものを片っ端から測ってみたところ、おおよそ360グラム台だったからだ。
「350ミリリットル入りの缶飲料は重さがおよそ380グラム台で(390グラム前後の)Z4 Tabletに近い。…