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紀伊國屋と大日本印刷(DNP)による合弁会社、「株式会社出版流通イノベーションジャパン」が4月1日に設立される。低迷する出版流通市場を活性化させるとともに、新たなビジネスモデルを創出することが狙いだ。資本金が5,000万円、資本準備金が5,000万円からのスタートとなり、紀伊国屋が50%、DNP が50%株主となる。
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出版流通市場は厳しい状況が続いている。紙の書籍販売は縮小をたどる一方で、電子書籍分野においても激しい競争が各社で繰り広げられている。リアル書店とネット書店を組み合わせるハイブリッド戦略のノウハウを持つ紀伊國屋書店と DNP は、それぞれのノウハウを共有することで、新たな分野を開拓したいとしている。
現時点での企画予定のテーマは、 電子/ネット書店の更なるサービス強化や使いやすいポイントサービスの構築、リアル書店とネット書店の相互連携、海外リソースを生かした新しいビジネスモデル、また仕入れや物流業務システムの共有化や効率化など。
取り組みの全貌はまだ明らかになっていないが、今後両社が市場にどのような一手を投じるか注目が集まる。