[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
福井県立恐竜博物館は10日、同県勝山市の白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層で見つかった化石が、草食恐竜のイグアノドン類の新種と確認されたと発表した。
同館は、北陸地方の古称「越国(こしのくに)」にちなんで、新種の学名を「コシサウルス・カツヤマ」と命名した。
化石は13本の歯が残る顎の骨など5点で、2008年に発掘された。推定される全長は約3メートルで、まだ子どもだったとみられる。同市内で見つかった同じイグアノドン類の「フクイサウルス」と似ていたが、歯の特徴に異なる点があったことなどから、新種と分かったという。
国内で見つかった新種の恐竜は6種類目。化石は12日から、恐竜博物館で公開される。
恐竜博物館は「現在の欧州や北米にあたる地域にいた原始的なイグアノドン類が、生息域をアジアへ広げる中で、多様化したことがわかる」と話している。