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竹書房が「まんがライフ」などの漫画誌で読者プレゼントの当選者数を水増ししていたとして、消費者庁は3月13日、景品表示法違反(有利誤認)で措置命令を出した。当選者が「3人」なのに誰にもプレゼントを送っていないケースもあったという。同社は「二度と起きないよう管理体制を強化し、再発防止に取り組む」などと謝罪している。
消費者庁によると、同社は「まんがライフ」「まんがくらぶ」「まんがライフオリジナル」「まんがくらぶオリジナル」「本当にあったゆかいな話」「本当にあったゆかいな話 芸能ズキュン!」「まんがライフMOMO」の7誌で、2012年から13年にかけ、読者プレゼントの当選者数を実際より水増しして掲載し、実際のものより著しく有利であると消費者に誤認させた。
例として、まんがライフ13年2月号ではオリジナル図書カードが当選者「100人」のはずが実際には15人だったという。また、同誌の13年5月号ではニンテンドー3DS LLが当選者「3人」のはずが、実際には0人だった。
竹書房によると、13年9月以降は誌面に掲載した当選者数と同数のプレゼントを提供しており、「徹底した社内調査」で再発防止に努めているという。13年8月には秋田書店が当選者水増しで消費者庁から措置命令を受けている。