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講談社による「進撃の巨人」1巻「関西弁版」の無料配信を開始が話題となり、触発された人々が「じゃあウチの地方も……」ということで「進撃の巨人」方言バージョンを続々と投稿しています。日本中ででっかいおっさんたち(巨人)がコンニチワしよんぞ!
名古屋バージョンでは「巨人(ナナちゃん)」が登場。おなじみ名鉄百貨店のナナちゃん人形です。でかいもんね。そんなナナちゃんとエレンが「5年ぶり(やっとかめ)だがね……」と対峙するシーンは鳥肌もの。息子を探す母が「マウンテン!」と連呼するあたりでウォール・腹筋が陥落まで秒読みです。
その他にも“愛媛のみのもんた”こと「らくさぶろう」を探す母や「巨人(かがわけんみん)」が登場する伊予弁バージョン、「巨人(はかたのひと)」が現れる上にエレンが「わかっとっくさ!」と言い放つ佐賀弁、サシャが食料庫から肉を取ってきた際に「わったい!」と驚く鳥取弁、「内地での安全で快適な暮らしがオレ達ば待ってるからだびょんが!」とジャンがキレかかる津軽弁など……日本各地で多種多様な「進撃の巨人」が誕生しています。その地方特有の“脅威”が分かってとても興味深いです。
なんだか後の世に日本の方言の豊かさを残す資料的価値も出てくるような気がしてきました……! 地方勢の進撃がとまらない「方言バージョン」は今後も増えていきそうですね。