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地域別の気象見解(3月10 10時時点)
ウェザーニューズは3月10日~12日の気象について見解を発表した。
同社によれば、猛発達する爆弾低気圧(9日朝~10日朝で中心気圧が30hPa低下)が日本付近を通過する影響で、上空に3月としては観測史上最強クラスの寒気が流れ込み、西~北日本の日本海側を中心に広いエリアで大雪や暴風雪となる。
地域別に見ると、関東北部の平野や首都圏ではまとまった降雪はないものの、11日の昼までは風の影響により一部電車に遅延などの影響が出る可能性がある。名古屋では10日夕方から11日朝にかけて道路にうっすら積雪する可能性がある。西日本では西からの風が強まり、沿岸部を中心に交通機関に影響が出る恐れがあるほか、日本海側では近畿北部や山陰は11日いっぱい断続的に雪が降ると予想した。
また、この爆弾低気圧は北海道付近で最も発達した後に停滞するため、北日本を中心に12日まで猛吹雪が継続する恐れがあり、なるべく外出は控えるように呼びかけたほか、道東の海沿いでは高潮にも警戒が必要とした。
3月10日12時の上空1500mの寒気
3月10日21時の上空1500mの寒気
同社は今回の寒気を受けて、スマホアプリ「ウェザーニューズタッチ」で鉄道・道路・航空の運行情報を都道府県別に提供する「交通への影響予測」を公開。今回の爆弾低気圧は広い範囲で交通に乱れが発生する可能性があるため、最新の気象情報や交通への影響予測を確認して欲しいとした。
「交通への影響予測」画面サンプル