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スペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress 2015(MWC2015)の会場にて、NTTドコモ 執行役員・プロダクト部長の丸山誠治氏にインタビューさせていただく機会を得た。丸山氏は、NTTドコモの端末戦略の総指揮を執るキーパーソン。SamsungのGalaxy S6や、ソニーモバイルのXperia Z4 Tabletなど、今回発表された端末の中にも、NTTドコモから発売される可能性が高いモデルが含まれている。MVNO市場の広がりや、SIMロック解除の義務化など、日本の携帯市場に大きな変化が起きつつある現在、NTTドコモが目指す方向性について話をうかがった。
●最も関心を集めているのは「YUBI NAVI」
―― ドコモは今回のMWC2015で、次世代通信「5G」の技術や、「ポータブルSIM」などの展示を行っています。来場者の反響はいかがですか?
丸山氏 ブースの立地がいいので(同社のブースは会場の入り口から近いホール1に入ってすぐにところにある)、とてもにぎわっています。私の印象では、最も関心を集めているのは「YUBI NAVI」だと思います。私も最初に見たときは、こんなものができるのか! と衝撃を受けました。
―― 「YUBI NAVI」は2014年秋のCEATEC JAPANで発表された際にも話題になりましたよね。「5G」や「ポータブルSIM」については、いかがですか?
丸山氏 インフラに関するものはドコモの看板でもあるので、毎年展示しています。「ポータブルSIM」についても、けっこう質問を受けているようで、関心を持っていただいています。
―― モバイル通信の高速化が進み、スマートフォンを主軸として、ウェアラブルやM2M、IoTにカテゴライズされるものなど、通信端末の種類が増えてきました。丸山さんは、それらすべてに関わってらっしゃるのですか?
丸山氏 すべてではないですが、かなりのものは私のところで見ています。例えば、自動販売機に組み込むモジュールもそうですし、最近では、子供向けの腕時計端末「ドコッチ」や、愛犬に着ける「ペットフィット」などもそうです。無線につながるものは、ほとんど見ていますね。といいますか、商売上、無線につながらないものはあまり取り扱わないのですが(笑)。
●MWCで発表されたモデルのいくつかは“PEREMIUM 4G”に対応する?
―― スマートフォンが中心の市場になり、iPhoneやXperiaなど、3キャリアが扱う端末もあります。…