セクシー俳優の名をほしいままにして、世の女性たちをとりこにする斎藤工(33)の主演ドラマが決定した。
それは、4月期にフジテレビがオンエアする連続ドラマ「医師たちの恋愛事情」(仮題=木曜日午後10時~)で、斎藤は大学病院に新たに赴任する外科医・守田春樹役。斎藤は先輩外科医・近藤千鶴(石田ゆり子)に心を奪われていく。
同ドラマは大学病院を舞台にして、医師それぞれが秘密を抱えながらも、出世争い、恋愛、不倫、三角関係など、さまざまな欲望が渦巻くなかで生きていく「医療ドラマ」と「恋愛ドラマ」が融合した「医療ラブストーリー」となっている。
相武紗希もシングルマザーで肉食女子の麻酔科医・河合奈々役で出演。他の共演者は、平山浩行、板谷由夏、三宅弘城、伊原剛志、生瀬勝久ら。
斎藤といえば、なんといっても、昨年7月期に放送された「昼顔~平日午後3時の恋人たち」(フジ)が記憶に新しいところ。同ドラマで、斎藤は人妻である主演の上戸彩と不倫する高校教師役を演じ、ベッドシーンでは見事な肉体美を披露。これをきっかけに女性ファンが急増し、大ブレイクを果たした。昨年は連ドラ3本、映画4作に出演する売れっ子ぶり。昨年12月には週刊誌でヌードになり、女性ファンを魅了した。
斎藤が俳優としてデビューしたのは01年で、売れるまで時間がかかった苦労人。09年あたりから仕事も増え、朝ドラやNHK大河ドラマにも起用されるようになった。
これまで、斎藤は「クロヒョウ 龍が如く新章」(TBS/10年10月期)、「最上の命医」(テレビ東京/11年1月期)、「クロヒョウ2 龍が如く阿修羅編」(TBS/12年4月期)、NHK土曜ドラマ「ダークスーツ」(昨年11~12月)など、連ドラの主役がなかったわけではないが、大ブレイクを果たしてから、民放のプライム帯で主役を務めるのは初めてのこと。
しかも、フジの中野利幸プロデューサーは「今回は、彼を脱がせません。彼のフェロモンあふれる演技で勝負したいと思います」と明言している。その意味では、今回のドラマは斎藤の役者としての真価が問われることになりそうだ。
(坂本太郎)