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「美術手帖」存続問題など日本現代アート界を再編成するシンポジウム開催へ

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「美術手帖」存続問題など日本現代アート界を再編成するシンポジウム開催へ

 「美術手帖」存続問題など日本現代アート界を再編成するシンポジウム開催へ

 

  2020年に向けて、日本現代アート界の再編成を試みる「Republic 東京地域アートサミット Go to 2020 – 東京オリンピック文化村構想を企む -」が3月28日に開催される。東京都内で実施されている地域アートの関係者が集まり、地域アートの可能性を議論するシンポジウム。民事再生法の適用に関する報道が流れた「美術手帖」の存続問題など、これからの「芸術と社会」のあるべき姿を議論する。

 
 
 日本現代アート界を再編成するシンポジウム開催の拡大画像を見る
 
 

  今回のシンポジウムは、スポーツ以外に文化の祭典としても位置付けられるオリンピックの2020年東京開催にあたり、東京の都市型地域アートには何ができるのかを探る試み。3月29日まで阿佐ヶ谷全域で開催中の都市型地域アートイベント「Pureism国際展 阿佐ヶ谷アートストリート2015」の事務局長などを務める西田篤史が主催し、パブリック(公共)からリパブリック(公共圏)への芸術の拡大を目指すという。

 

  登壇者は、荻原康子(すみだ川アートプロジェクト実行委員会/公益社団法人企業メセナ協議会事務局長)や久木元拓(TRANS ARTS TOKYO運営ディレクター/一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドNプロジェクトマネージャー)、佐藤慎也(日本大学理工学部建築学科准教授/一般社団法人オノコロ代表理事)、長加誉(39アート in 向島 実行委員長)、戸塚憲太郎(青参道アートフェアディレクター/hpgrp GALLERY TOKYOディレクター)、鴨志田由貴 (新宿クリエイターズフェスタ広報事務局長/作戦本部株式会社代表取締役)の地域アートの実践者6名を予定。また、論考「前衛のゾンビたち──地域アートの諸問題」で現代アートの構造変化を問いかけた評論家の藤田直哉と、6月刊行予定の単行本「前衛のゾンビたち──地域アートの諸問題」の担当編集者の長瀬千雅をゲストに迎える。

 ■Republic 東京地域アートサミット Go to 2020 – 東京オリンピック文化村構想を企む - 日程:2015年3月28日(土) 会場:Asagaya/Loft A(東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-36-16 B1) 時間:12:00開場 / 13:00開演 入場料:予約1,000円 / 当日1,500円(共に飲食代別) 公式サイト

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