ゲームで高い評価を得て人気に火が付き、２回のアニメ化もされた『ペルソナ４』。さらにその後続編となるゲームが次々と出されるなど、多くのファンを生み出しました。その内容は、とある地方の田舎町に主人公が引っ越してきたところから始まり、その直後に起こったひとつの殺人事件をきっかけに、仲間たちとの絆を深めながら真相に迫っていくというもの。
　
　　「白鐘直斗（しろがねなおと）」は、主人公達とは別に謎を追う探偵役（特別捜査協力員として都会から派遣）であり、仲間になるのがもっとも遅いキャラですが、それでも他の主要キャラに負けない人気があります。今回はそんな彼女の魅力を紹介します。
　
　【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
　
　■真面目
　
　　育ってきた環境のせいか、直斗の性格はいたって真面目であり自分の関心のある出来事以外は無頓着です。その性格ゆえに、代々続いていた探偵・白鐘家５代目として認められたいという気持ちが強く、この田舎町で起こる不可思議な事件に関わる主人公達（遊び半分で首を突っ込んでいるように見える）にきつい言葉を放ったりします。
　
　　また、事件の収束を警察が発表しても、納得のいかない部分が残っていれば一人でも捜査を行い、犯人を捕まえられる可能性があらば自らをおとりにするという大胆さも。しかし、いざ犯人を捕まえようとしたときは、怖くて動けなかったりと、女の子であることを強く意識させる場面も。そのときの彼女は、失態を主人公達に伝えることが恥ずかしく頬を染めながらしゃべるのですが、その姿がいつもの凛々しい姿とは正反対で胸をキュンキュンさせてくれます。また料理の経験は乏しいものの、レシピ通りに作ることを心掛けるので、比較的しっかりとしたものが出来上がります（ここが他の女性陣と違うところ）。
　
　■頭の回転が速い
　
　　名探偵というだけあり、主人公達が紆余曲折しながら謎に迫っていくところを、一人で推理し結論を導きだします。その頭脳は仲間となったあともいかんなく発揮され、真犯人へと着実に近づいていく力となります。しかし、同時に頭が固いらしく、簡単ななぞなぞに深く考え込んでしまうという場面も・・・。続編のゲームではIQ2000との紹介もあります。
　
　■女の子の扱いに不慣れ
　
　　本人の口から「男に生まれてきたかった」と言っているように、服装から好きなものまで男よりです。だからこそ女の子扱いされると対応が遅れたり恥ずかしがったりと、とても可愛い一面を見せてくれます。…