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ちょこっとイイブック (56) その若々しさは50マジで~

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ちょこっとイイブック (56) その若々しさは50マジで~

ちょこっとイイブック (56) その若々しさは50マジで~  

 こんにちは。「さわやか」という言葉が好きなイチイです。さわやかな空、さわやかな香り、さわやかな青春、さわやかなジャニーズ系イケメン(単なる好み)。さわやかという言葉に悪いことは1つもありません。

 さわやかといえば自慢話になりますが、私の19歳の弟です。透明感のあるスッキリとした顔立ち(姉に似ず)はもちろん、サッカー好きなところ、何よりパソコンなんかに興味がないところが、さわやかの申し子のような少年です。少年と信じているんですって。

 この間は、弟に付き添ってもらい、東京・上野の国立科学博物館で開催中の「世界遺産 ナスカ展-地上絵の創造者たち」に行ってきました。「なー、スカッとするだろ。」というキャッチーな宣伝文句で目をひく、首都圏では話題の展示です。週末の上野公園の人手の多さは、その日も例外ではなく、年齢を問わず人気の「ナスカ展」では入場制限が行われる始末でした。イチイ達が目にしたのは、行列の最後尾の「50分待ち」という無情な立て札……。

 弟は先ほどから「ね、何か食べていい?」とおなかをすかせていたのですが、今すぐに並んでおかなければ閉館時間になってしまいます。不憫に思いつつ、ここはナスカを優先して、弟には空腹を我慢してもらうことにしました。妥協策として、「ねえ、ジュースでも買ってこようか?」と提案すると、弟は「あ、いいよ。オレ買ってくるから」と申し出て、パーっと走っていきました。一体何の飲み物を買ってくるんだろう……と列の中で待っていると、しばらくして弟が帰ってきました。弟が両手に2本持っていたもの……それは、某スポーツ飲料の500ミリリットル入りペットボトルでした。

 某スポーツ飲料。それは、バレーボール部員だった中学生時代以来飲んでいない、懐かしのドリンクでした。体液に近い組成という某スポーツ飲料、確かに身体には良い。それにしても、このシチュエーション、博物館に来ているというアカデミックなデートの場(キョウダイだけど)に、スポーツ飲料、しかも500ミリリットルかよ! どれだけ汗かくんだよ! とイチイは心の中でつっこんでいました。

 「別のドリンクの方がよかったかなぁ?」と、固まっている姉の顔を心配そうに見る弟に、「全然! うわ~うれしい、それ飲みたかったんだぁ~」と、不自然なほどのリアクションを見せた姉なのでした。そして、心の中でひそかに「このスポーツ飲料を選ぶ弟の若々しさ、これは『50マジで~』だな」と測定したのでした。

 「マジで~」というのは、「新しい単位」という本からの受け売りです。「新しい単位」の中には、働き盛りながら驚いたときに自然と「マジで~」と言ってしまう若々しさを表現した「マジで~(Mg)」や、カクテルにパイナップルが載っているゴージャスさを表す「パイナポー(Pnp)」など、バカバカしいけどわかるわかる! と共感できる単位が、ちょっとした解説文と妙にシリアスなイラストで紹介されています。

 たとえば、天井に豪華シャンデリアがあるゴージャスさは69パイナポー(Pnp)。土手でケンカする若々しさは470マジで~(Mg)。不思議なほどにいつまでも変わらない由美かおるの若々しさは「∞マジで~?(略して、マジッすか!)」など。

 いわゆる、サブカルに属する読み物ですね。アクセサリー的な解説文よりも、ただ「由美かおるの若々しさ=∞」という1行の事実だけが頭にガツンと打ち込まれます。

 ただこれ、自分でも単位を考えようと思うと、意外に難しいことに気づかされました。イチイの最近の体験はこうです。同じ職場のAさん(色黒、30歳台前半)は、いつも自転車通勤でPCの入ったリュックを背負い、職場の共有冷蔵庫に2リットル入りペットボトルの水を常備している男性。そのAさんも含め、みんなでお昼に中華料理屋に行ったとき、彼は「ラーメンと半チャーハン」と迷いなく注文しました。マーボーナスだってエビチリだって、本日の日替わりだってあるのに、あえて「ラーメンと半チャーハン」。その男らしさに衝撃を受け、「この男らしさは、新しい単位誕生の瞬間か?」とも思ったのです。

 だがしかし。その男らしさを単位の基準「1××」とするには、あまりにもパラメーターが大きすぎる。69××とか、470××など、微妙な調整がしがたく、融通がきかないのです。そこへくると、カクテルにパイナップルが載っているゴージャスさを1つの基準値としたのは、実に巧妙です。単位というのは文字通り、シングルの事象を表す位。叶姉妹におけるゴージャスさのように、パラメーターの大きな事象は単位になりえないのです。そう考えると、「新しい単位」の概念そのものが、いかに斬新で成立しがたいものかがわかります。

 とはいえ、読む側は深く考えず、楽しく「新しい単位」を使わせてもらえばいいわけです。また、「新しい単位」には「今の起こったことって、もしかして新しい単位のもとかも?」と、感受性を豊かにする効果もあるかもしれません。イチイは主に後者ですが、なかなかスマッシュヒットを思いつきません。誰か、「ラーメンと半チャーハン」の男らしさを新しい単位で表現してくれないでしょうか?

「新しい単位 ディレクターズカット」編集:世界単位認定協会
 出版社:扶桑社
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 データ形式:XMDF
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