2月22日に行われた、モーニング娘。OGの後藤真希(29)の結婚披露宴。そこに出席した辻希美(27)と高橋愛(28)の服装がネットで物議を醸している。
辻は、淡いピンクのミニドレスにベージュのファーベストを羽織ったスタイルで披露宴に参加。そのドレスが結婚式で参列者が避けるべき色とされている白に近い淡い色味、かつ膝上のミニ丈であったため、写真がブログにUPされるや否やネット上で「常識外れ」との指摘が殺到している。辻といえば、2009年に行われた藤本美貴(29)の結婚披露宴に参加した際にも白いドレスを着用して大バッシングを浴びていた。今回も懲りずに白ドレスを着用しているところを見ると、よっぽどのこだわりがあるのかと思えてくる。
また、高橋は黒の襟付き長袖ワンピース+アンクル丈の白ソックスというコーディネート。素材も含め、全体的にカジュアルな雰囲気である。こちらもネットユーザーから「普段着じゃん」「ソックスはないでしょ」と批判的な反応が続出した。ちなみに、後藤の結婚披露宴には高橋以外にも黒を基調としたファッションで参加したモー娘。OGが複数名おり、「お葬式じゃないんだから」「もっと華やかにしなきゃ失礼」との指摘もあった。
結婚披露宴での非常識ファッションといえば、先日の紗栄子(28)もなかなかパンチが効いていた。彼女は23日のブログおよびInstagramで、真っ白に見えるミニドレス姿の自撮り写真をアップするとともに「マネージャーさんのサプライズウエディングで着たドレスは、FOUR SIS & CO.のCherieというドレスをミニにしたもの」と綴ったのだ。FOUR SIS & CO.とは、紗栄子がコラボしているウエディングドレスの人気ブランド。となると、彼女は他人の結婚式でウエディングドレスを着用したということになる。
実は、紗栄子は沖縄でマネジャーのサプライズウエディングを総合演出。紗栄子発案でパーティーのドレスコードが白だったとのことで、インスタには青く澄み渡る海をバックに白一色の参列者たちが並ぶ集合写真もUPされている。ただ厳密に言えば紗栄子のドレスは白ではなく、パステルグリーン。あえてドレスコードをハズして目立とうとする紗栄子のあざとさがいっそう浮き彫りに……。また、ロング丈を大胆にカットしたミニver.のドレスとはいえ、もとは花嫁用にデザインしたカラードレス。それを他人の挙式で着るというのは、いくらプロデュース商品の宣伝のためとはいってもやはり肝が据わっている。と思ったら、これは同社(フォーシス)の店長研修の一環だったようであり、紗栄子のブログが「叩かれる」ことも含めて話題づくりにするお得意の手法だったと見るのが妥当なようだ。
いずれにせよ、彼女たちの結婚式に関するマナーの疎さには驚きである。しかも辻、高橋、紗栄子は皆、自分自身の挙式・披露宴も経験済のはずだ。それでなくても、一度や二度は女性向けファッション誌で定期的に組まれる結婚パーティー特集ページなどを読んだことがあるだろう。そうした特集には必ずといっていいほど参列者側の服装マナーも明記されており、“白はNG”とか、教会での式は肩出しNG・披露宴はOK、夜のパーティーの場合はうんぬん、等の細かい情報が載っている。それを知っていてなお我が道を行くというか、あえての「ハズし」なのか。結婚祝いの席は、新郎新婦にとっては「お世話になった方を招いて感謝と決意を表明する場」であるが、招待客にとっては「新郎新婦の門出を祝福するための場」。主役は招待客ではない。マナー違反も意に介さないなら、お祝いより自分が好きな服装をすることが大切なのかと批判されても仕方がないかもしれない。
(シュガー乙子)