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ギルガメッシュが3月14日(土)、新木場STUDIO COASTにて『girugamesh 2014-2015 tour “gravitation” FINAL ONEMAN』を開催した。
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昨年10月、渋谷clubasia公演を皮切りに、ラウドシーンで活躍する猛者達をサポートアクトとして招き、約5ヶ月42公演に及ぶロングツアーを行なったギルガメッシュ。その最終地であり、彼らにとって約1年半ぶりの国内ワンマンライヴとなった新木場STUDIO COAST公演は、ツアーで鍛え上げた昨年9月にリリースされたミニアルバム『gravitation』の楽曲を披露するのみでなく、結成10周年イヤーのラストを飾るにふさわしいステージとなった。
SE「MONSTER」で登場した4人は、手始めに「gravitation」「Go ahead」と最新型のギルガメッシュサウンドを連発。フロアに巨大なサークルを発生させ、そこからも「antlion pit」「Not Found」など、近年接近しているメタルコアサウンドを畳み掛けていく。それだけでなく、初期曲の「crime-罪-」を披露したり、「Resolution」「睡蓮」「COLOR」といった彼らの特徴でもあるキャッチーなメロディーを活かした歌モノを3連発で繰り出したり、かなり久々の披露となった「sunrise」では、サンバビートとコール&レスポンスでフロアの興奮を更に煽っていた。また、このツアーで何度か披露した「ALONE」もプレイ。オーディエンスから大音量のクラップとシンガロングを巻き起こして会場の多幸感を高め、それが最高潮となった「Another way」の直後、ヘヴィな「お前に捧げる醜い声」で一気に地獄絵図に塗り替えるなど、さまざまな音楽を貪欲なまでに食らいつくし、自らの血肉にして世に放ち続けている彼らの歴史を総括するかのようなステージが繰り広げられていた。
また、ライヴ中盤では、楽器隊が柔らかく音を重ね合わせる中、左迅がこの10年間を振り返る場面もあった。
「たくさんの夢を叶えることができたし、好きなことをやってきたから、楽しいこともたくさんありました。ただやっぱり、それと同じぐらい、苦しいこととか辛いこともあって。でも、なんで活動を続けてこれたかというと、日本全国に、そして、全世界に俺達の音楽を好きだと言ってくれて、俺達のことを待ってくれてるファンのみんながいるから、今日までやってこれました。…