今は3月。「演技大賞」を云々するには明らかに早い時期だ。

各放送会社が野心に満ちて準備している期待作であふれ、「大物スター」のカムバックも次々に予告されている。にもかかわらず、年初から2015演技大賞を期待するほどの「大賞予約者」たちがいる。

現在放映中のMBC水木ドラマ『キルミーヒールミー』のチソンと、MBC月火ドラマ『狂ったり輝いたり』のチャン・ヒョク、最近終了したSBS『パンチ』のキム・レウォンとチョ・ジェヒョンなどだ。「大賞に輝く」演技力はもちろん、人気まで得てネットユーザーの熱い支持を受けている。事実、上半期のドラマがまだすべて放映されてもいない時点で、演技大賞に名前が上がったりするのも異例な現象だ。しかし演技大賞にも匹敵する演技力を見せたこれらの俳優たちなので、ドラマ放映の時期を惜しむ視聴者も多い。

各放送局の大賞トロフィーは、下半期に注目された作品の俳優のものとなる場合が絶対的に多いからだ。年初から熱かった俳優たちの演技の熱戦に続き、これらを超える俳優が現れるか。すでに9ヶ月も先の演技大賞授賞式が待ち遠しい。