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ヴィゴ・モーテンセンが主演のみならず、製作・音楽まで務めたアルゼンチン映画『約束の地』(原題:JAUJA/ハウハ)の公開が6月13日に決まった。本作は、2014年のカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した幻想的なロードムービーとなっている。
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過去4作品でも未開の大自然のまっただ中にカメラを持ち込んだ、アルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソは、通常の商業映画とはかけ離れたアーティスティックな作風の持ち主。その並々ならぬ才能にほれ込んだヴィゴ・モーテンセンとのコラボレーションが実現した。主演のモーテンセンは、製作と音楽も兼任し、「これまでに関わった仕事の中で、最も満足のいく経験のひとつになった」と語っている。
舞台は、3つの世界遺産と約30の国立公園がある希少な生態系の宝庫パタゴニア。日本人にとってはまさに“この世の果て”というべき荒々しくも神秘的な絶景をバックに、消えた娘を捜し求める父親の壮絶な旅が描かれていく。
原題の『Jauja』(ハウハ)は、神話の中で語り継がれる豊穣と幸福の理想郷を意味する。娘への愛を貫こうとする父親は、前人未踏の“地上の楽園=約束の地”にたどり着くことができるのだろうか。映画『約束の地』は6月13日、ユーロスペースほか全国順次公開。