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クズやポンコツの代名詞として語られるドランクドラゴンの鈴木拓(39)が、ここにきて、まさかのブレイクの兆しを見せ始めている。
3月17日発売の「女性自身』」(光文社)は、鈴木拓の単身赴任生活を3ページに渡って大々的に特集。悠々自適な一人暮らしと、家族から虐げられる自分をアピールしている。
そんな自虐キャラが受けているかというと、そうではない。彼が今注目を浴びているのは、“元祖ツイッター炎上芸人”という特殊なポジションだ。
●元祖炎上芸人の始まり
発端は、フジテレビのバラエティ番組『逃走中』。仲間を裏切って「自首」し、賞金を獲得したことだ。放送終了後、鈴木のツイッターには3,000件を超える誹謗中傷が書き込まれ大炎上。すでに決定していた「ゼクシィ」のCMも降ろされるはめに。このまま芸能界を干されるかと思いきや、そうはならなかった。
鈴木は、昨年12月『しくじり先生』(日本テレビ系)で、
「僕が自首したから炎上したわけではないんです。絶対にそんなことでは炎上はしません。僕の言動、行動、態度。これに腹が立って『死ね』『クズ』『カス』とか言ってくるんです」
と当時を告白。そして鈴木は、「そんなに自首したことが悪いの?」と論点を「自首の是非」にすり替えることに成功した。
この一件で鈴木は、炎上を抑える方法を学習。以降もたびたび炎上を繰り返すが、それをコントロールして知名度を上げている。
●共感する人続出の鈴木の発言
鈴木は、1月放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)で、
「(努力は無駄にならない、という考え方は)絶対にあんなもん違います。キレイごとですよ。自分の好感度を上げるためのキレイごとです」
と語り、「センスのない者は、努力などするな」と断言した。
これが大きな共感を呼び、
「鈴木拓から人生最大級の名言が聞けるとは思わなかった」
「こういう意見聞くとスッキリするわ」
「これはマジでそう」
など、ツイッターに好意的なコメントが寄せられる結果に。ただのクズだった鈴木が、一躍共感を得る存在となったのだ。
そして、3月15日に放送された『逃走中』(フジテレビ系)では、鈴木と同じようにE-girlsのAmiが「自首」を選択して賞金を獲得。Amiも炎上したが、飛び火で鈴木も炎上。
しかし鈴木は、
「俺を叩いてる人ありがとうございます。俺を叩けば叩くほど知名度が上がります」
と喜んでいる。元祖炎上芸人の鈴木拓は今、炎上をガソリンとして、さらなるブレイクを果たそうとしているのだ。
(取材・文/タナカアツシ)