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10years anniversary!と題して昨年2年ぶりとなるオリジナルニューアルバム「MIETA」をリリース。2万人を動員した横浜アリーナ2days「GO!GO! KAELAND 2014-10years anniversary-」では全50曲、各日全く異なる曲目及び演出でファンとともに貴重な時間を過ごした木村カエラ。3月6日東京・赤坂BLITZを皮切りに、5年ぶりとなる全国ライブハウスツアー「MITAI KIKITAI UTAITAI」がスタートした。
このツアーは全国17都市22公演にわたり、横浜アリーナ公演とは真逆にステージのカエラを触れることができるくらいの超接近戦となるライブハウスツアー。開演の3時間前から会場の外は長蛇の列。先行販売されるツアー限定グッズ目当てはもちろんだが、1,600人規模のライブハウスというまさに超接近戦で木村カエラのパワーを感じるライブは久しぶりとあって待ちきれずに漏れ聞こえるリハーサルの音に耳を傾けていた。
19:00を少しまわったところ、2階席も含めまったくの隙間がないほどにぎっしりと詰まった客席。ステージが暗転した瞬間、会場が揺れるほどの歓声で迎えられたカエラ。ライトに照らされた彼女の髪は緑色に光り輝いていた。
2年ぶりとなったオリジナルニューアルバム「MIETA」から、そして10周年をテーマにベストアルバムから選曲された代表曲の数々がたたみかけるようにファンへ届けられる。「MIETA」から演奏された「OLE!OH!」ではカエラのフリを完全にマスターしているファンたちが“OLE!OH!”のサビで一糸乱れぬ手フリ。同じく「MIETA」からの「TODAY IS A NEW DAY」は突き抜けるカエラの歌声に呼応してファンは天井高く手を掲げ全身で音を受け止めていた。
ベストアルバム「10years」からは、否が応でも会場の熱気が最高潮に達する「TREE CLIMBERS」「マスタッシュ」へと続き、カエラもファンもフルスロットルでその空間を共有し楽しんでいるようだった。
20曲を超えるこれまでとこれからのカエラが詰まったライブはあっという間にアンコールまで駆け抜けた。ニューアルバム「MIETA」の世界観とベストアルバムからの代表曲の融合が実に絶妙で、一気に気持ちが解放される高揚感、疾走感あふれる楽曲群と、対照的にカエラならではのファンタジー空間に誘われる楽曲群の調和が最高に気持ちいい。…