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今年9月28日スタートのNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインを女優・波瑠(はる)=(23)が務めることが決まり、12日、大阪市の同局で発表会見が行われた。同日朝にサプライズでヒロイン起用を告げられ、そのまま会見に。2590人が応募したオーディションで選ばれた波瑠は、朝ドラ4回目の挑戦でヒロインに抜てきされたことを明かし「1回多いですが、4度目の正直です」と満面の笑みで喜んだ。起用の決め手は選考時に行われたガチンコ相撲だったという。
【写真】会見直前まで合格を知らされず…ガッツポーズで喜びを表現する波瑠
会見場に姿をみせた波瑠は「実は今ヒロイン(合格)を聞いたばかりで、何の準備もできずここに立っている状態です」と緊張気味。この日は「オーディションの最終審査の追試」と聞いて同局を訪れ、サプライズで合格が告げられたといい「なぜマネジャーがいつもよりきれいな格好をしてるんだろうとは思ってたんですが、実際に聞くまで分かりませんでした」とまだ実感がわかない様子だった。
「実は朝ドラのオーディション自体が初めてでなくて、これが4回目なんです」と、10年「てっぱん」(ヒロイン・瀧本美織)、12年「純と愛」(同・夏菜)、13年「あまちゃん」(同・能年玲奈)に続く挑戦だったことを明かした。「純と愛」「あまちゃん」は最終選考まで残ったという。
最近ではTBS系「ごめんね青春!」など数多くのドラマや映画に出演している波瑠だが「20代前半の女優として朝ドラに憧れが強く、今後成長してゆくうえで通っていきたかったんです。1回多いですが、4度目の正直ですね」と喜んだ。惜しくも落選した「あまちゃん」が大ヒット作となったが、報道陣から“あま超え”への意欲を問われると「すごいプレッシャーですが、このプレッシャーを力に変えたいです」と熱演を誓った。
同作は実在の人物で明治の実業家・広岡浅子さんがモデル。波瑠演じる主人公「白岡あさ」は幕末に京都の豪商の家に生まれるも、おてんば娘で相撲が強く、好奇心旺盛という設定。大阪の名門両替商(銀行)に嫁ぎ、明治維新の動乱の中、子育てをしながら店の事業でも手腕を発揮し、女性の未来のため日本初の女子大学校の設立にも尽力する姿が描かれる。
オーディションの2次選考時には、ドラマで演じることになる相撲で、応募者同士が“対決”するテーマが課された。波瑠は「熱くなりすぎて、足の爪が欠けました」とガチンコで臨んだという。相手を投げ飛ばそうとしたところでケガ防止のためストップがかかったが、同作の佐野元彦チーフプロデューサーは「相撲をとる姿がよかった」と波瑠の“上手投げ”が起用の決まり手となったことを明かした。
波瑠は「私は庶民の家に生まれ、ヒロインとはギャップだらけですが、あさちゃんと一緒に成長しながらがんばっていきたいです」と抱負を語っていた。