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爆笑問題の太田光が自身のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBS)で、コントの日本一決定戦「キングオブコント(KOC)2014」に触れて、「チョコレートプラネットが面白かった。ちょっと事件だね」と絶賛。ネットでも「優勝したシソンヌよりも面白かった」という意見が飛び交い、一躍名を馳せた。
自作の小道具を使った演技力の求められるコントが持ち味。爆笑の太田が絶賛したのも、わざわざ有料の職人を呼んで工具を使ってポテトチップの袋を開けるネタだった。大御所・萩本欽一も彼らの手さばき、足さばきを絶賛し「ネタが悪くて負けちゃったけど、動きはピカイチだった」と評したほど。
結成は06年。ネタを書くのが、美術学校を卒業し、陶芸教室の先生をしていた長田庄平。将来、実家の町工場を継ぐ人生に限界を感じ、上京して東京NSCに入学。ツッコミ担当の松尾駿は、高卒後、段ボール工場やユニクロで働いていたが、働いて寝るだけの生活を妹につまらないと批判され、お笑いの世界に。そんな2人が東京NSCで出会った。当初はそれぞれ別のグループを組んでいたが、仲間に勧められて「嫌々」コンビを結成。すると、すぐに頭角を現し、08年には「KOC」ファイナリストとなり、TBSの深夜番組「パワー☆プリン」のレギュラーを務めたが、好調の波は長く続かなかった。
「レギュラー番組終了後は鳴かず飛ばずで、『KOC』では予選敗退。低迷期を迎えたのですが、彼らはそこで新ネタライブを定期的に行うことで実力を身につける方向を選んだ。それが、先のKOCファイナリストやNHK新人お笑い大賞の本選進出に結びついた。根は地道な努力家ですね」(お笑い関係者)
いわば無冠の実力者。“ラッスンゴレライ”のようなインパクトや、“あったかいんだからぁ”のような覚えやすさこそないが、安定感のあるレベルの高い芸が売りのコンビなのだ。
「お笑いニューウエーブと言われて、今活躍している若い芸人たちの中には一発屋として消えていく者も数多くいるでしょうが、彼らは一発ウケこそしないが息長く活躍できるタイプです」(テレビ関係者)
異色のニューウエーブだ。