
日本橋三越本店本館6階美術特選フロアでは、3月4日から17日まで、三越伊勢丹限定の商品を紹介する「オンリーエムアイキャンペーン」の一環として、洋画家の古吉弘が描いた新作銅版画作品の企画展を開催する。
今回会場では、同氏の新作銅版画「マヤ(MAYA)」(18cm×24cm/15万円)が30点限定で販売される。この作品は、物憂げな少女が、何かを伝えたそうに横を振り返っているポートレートで、背景には彼女自身が未来や過去の自分を想像しているようにも見え、同氏の独特な世界観が反映された作品に仕上がっている。
同氏は1959年生まれで、京都芸術短期大学在学中に、フェルメールらが活躍したオランダの古典絵画技法を今日に継承する青木敏郎に師事、1995年から2011年まで日本橋三越本店で隔年で個展を開催していた。現在は、現代リアリズム絵画の旗手の1人として、カリスマ的な人気を博している。
2014年には世界で最も規模の大きいオークションハウス(競売会社)であるロンドンのクリスティーズ(Chiristie’s )にて、同氏が描いた「キャンベル(CAMPBELL)」(油絵6号、32cm×40cm)が約800万円で落札され話題を呼んだ。この作品は “骨董の”人形の顔や花瓶など、ミステリアス感あふれるモチーフがキャンバス一面に描かれた棚に並び、その前には少年が起立している、どこかサスペンス的ながらも不思議な好奇心を起こさせる雰囲気を醸し出している。
担当バイヤーによれば、「現在、古吉先生の作品は世界中でも入手困難な状態。今回は先生の作品を求める多くのお客様の要望に対応するため、特別に数量限定で制作して頂いた。確固とした技量に裏打ちされた先生の精緻な世界観が表現された当作品を味わえる貴重な機会だ」と話す。滑らかな曲線がモダンなフォルムを象るジバンシィ(GIVENCHY)のシグネチャーバッグ「パンドラ ボックス(Pandora Box)」のミニサイズ(H10×W18×D4cm)。
ころんとしたフォルムが造形的な「パンドラ ボックス」は、モノリシックな流線型建築からインスパイアされている。2013年の誕生以来、多くのファンを魅了し続け、マドンナ、アンジェリーナ・ジョリーを始めとするセレブリティーが愛用。
15SSとして新たに登場したのは、今季ウェアにも用いられたかすみ草プリントがプリントされた、カーフレザー仕立てのタイプ(25万円)と、素材のテクスチャーを生かしスネーク柄を描いた、ブラック×ホワイトの配色がクールなウォータースネーク仕立てのタイプ(29万5,000円)。
ゆったりとマチをとった立体的なボックス型により、小ぶりながら抜群な収納力を兼ね備え、フロントへ大胆に設けたファスナーのおかげで中身の出し入れも自由自在。ストラップは取り外せて、クラッチのように持つこともできる。
<問い合わせ先>
GIVENCHY 表参道/ジバンシィ 表参道店
TEL:03-3404-0360