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「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」概要発表会の様子
今年で7回目を迎える「沖縄国際映画祭」の概要が17日、発表された。今回から名称を「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」とリニューアルし、レッドカーペットイベントをこれまでの宜野湾・那覇会場に加え、沖縄市の「コザゲート通り」を加え、沖縄県出身の4人組バンド「かりゆし58」を中心に「島ぜんぶでおーきなバンド」を結成するなど、新たな取り組みをスタートさせる。宜野湾、那覇、沖縄市のほか県内各所で3月25~29日に開催する。
沖縄国際映画祭は、映画、音楽、ファッション、お笑いなど各種エンターテインメントを融合させたイベント。「Laugh&Peace」をコンセプトに、2009年から開催されている。タイトルの「島ぜんぶでおーきな祭」には、「沖縄県の北から南、離島までを巻き込んだ祭典として、もっと身近で、もっと何でもありで、今まで以上にワクワクするお祭りを沖縄の皆様と創りたい」という思いが込められており、「将来的には、沖縄が日本・アジアのエンターテインメントの集積地、発信地となることを目指している」という。メインポスターのシンボルデザインを「ドラゴンボール」の鳥山明さんが手がける。
同県を盛り上げるため、県内41市町村をPRする「41市町村全力応援芸人」に吉本興業の芸人を各1人任命。ステージイベントでは沖縄県民参加型ライブを重要視し、エイサーなどの伝統芸能をはじめ、沖縄と吉本興業のエンターテインメントを融合したパフォーマンスを展開するほか、未来の沖縄ローカルアイドルを発掘する「ちゅらドルオーディション」なども開催する。
吉本興業本社(東京都新宿区)で開かれた概要発表会には、同県出身のお笑いコンビ「ガレッジセール」が司会を務め、品川ヒロシ監督、俳優の哀川翔さん、お笑いコンビ「スリムクラブ」のほか、「かりゆし58」の前川真悟さん、大沢ケイミさんらが出席。ガレッジセールのゴリさんは「毎年何十万人の方が集まって盛り上がる映画祭。世界中の映画、イベント、ファッションショー、お笑いの舞台など、沖縄に日本・世界中のエンターテインメントが集まる5日間」といい、「映画の上映はもちろん、各種イベントが沖縄のいろんなところで同時に行われる。吉本の芸人さんやいろんなタレントさんをタダで見られます」とアピールした。
今年は、特別招待作品として「虎影」「原宿デニール」「Zアイランド」「夫婦フーフー日記」「R18文学Vol.3マンガ肉と僕」「TimeLine」「ONE NIGHT STUD」などを上映する。