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153社落ちた大川豊総裁 就活生に真剣アドバイス「今までの行動を極限まで突き詰めることが大事」

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153社落ちた大川豊総裁 就活生に真剣アドバイス「今までの行動を極限まで突き詰めることが大事」

 153社落ちた大川豊総裁 就活生に真剣アドバイス「今までの行動を極限まで突き詰めることが大事」

 

  1日、企業の会社説明会が解禁され、2016年春に卒業予定の大学生を対象にした就職活動が本格的にスタートした。2016卒の学生から就職活動の開始時期が3ヶ月後ろ倒しになり、3月~8月までが会社説明会などの広報活動、8月1日から書類や面接などの選考が解禁される。従来の就職活動のスケジュールと比較すると短期決戦となり、学生にとっては非常に厳しいスケジュールとなっている。
 
  「アベノミクス」効果で「売り手市場」と世間では騒がれているが、就職活動は決して甘いものはない。かつて就職活動で153社に落ちた大川興業の大川豊総裁(53)は、自身の就活(今から約30年前)について「就職活動で落ちた数では、おそらく日本一の記録ホルダーですよ。たぶん、今でも破られていないと思うんですけど。このままのキャラで面接を受けに行って。トヨタだろうが、三菱だろうが、ソニーだろうが。僕らの頃は金融系の会社から就活が始まって、面接面接の連続で。大手町に自転車を置いて面接会場回ったのを憶えています」と振り返った。
 
  153社落ちたものの、「結構良いところまでいきましたよ。住友系列では、役員面接までいったり…」と意外と優秀だったという。しかし、独特の感性を持つ大川総裁。「基本的に他の就活生は面接で御社は素晴らしいって褒める感じだったけど、僕の場合は会社を選ぶ立場だと思ってたから、だって自分がその会社入って売り上げを伸ばすワケだから。選ぶ立場で会社の話をしたら、『キミは失礼な人間だ』って批判されてね」と明かした。
 
  また、当時「絶対に倒産することがない」と言われていた山一証券について、大川総裁は面接で「金融系の面接では、山一が潰れる日が来ると主張したんですけど、面接官は『馬鹿か!』って。人事の人は感覚がわからないんだよね。俺は、銀行も証券会社も潰れていく時代がくると分かっていたから、そういう話をしたのに…。まったくそういう感覚を持ってなかったんでしょうね」と具体的なエピソードを例に挙げて語った。
  
  そして、「今の子たちはみんな頭が良すぎて、就活鬱になっちゃうんですよ。成熟社会になっているので、やりたい仕事をやるかどうか。見つけるかどうかが、勝負の時代になってくる」と分析。
 
  そんな大川総裁は、実は10数年前から就活生の相談に乗っている。「今、エントリーシートで100社応募して、100社断られる。厳しい状況になっていて、面接では人間性も否定されたりね」と就活の現状を説明。…

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