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でも、「付け焼き刃の英語力ではTOEICで高得点は望むべくもありません」。括弧内を英訳すると、You can't expect to get a high score on the TOEIC test through crammed knowledge of English.です。
付け焼き刃は「知識や技術などを一時の間に合わせに習い覚えること」(大辞泉)です。cramは「詰め込んで勉強する」という意味です。「塾」「予備校」はcram school、「付け焼き刃の貧困対策」は、superficial measures to fight povertyです。superficialは「見かけだけの」ということです。
「付け焼き刃」と同様、にわか仕込みのために、きちんと身についていないことを「一夜漬け」と表現しますね。結婚披露宴で緊張のあまり、「一夜漬けで覚えたスピーチを忘れた」は、I forgot the speech I memorized overnight.と英訳できます。over nightは「一晩中」の他に「突然の」「一時的な」の意味でも用いられます。
また、司会者が当日になって病欠になり、「にわか仕立ての司会者だったにもかかわらず、彼は見事に代役を果たした」ということもありそうです。括弧内は、Though he was a substitute MC for the wedding reception, he did a wonderful job.です。
いざというとき、真に役立つのは付け焼き刃ではない、proven [tested]knowledge and skills(確かな知識と技術)ですね。(遠藤富美子記者)
※今回は、埼玉県朝霞市の陶山宣明さんの質問にお答えしました。