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【ニューヨーク=畑中祐司】ヤンキースの田中将大投手(26)が7日(日本時間8日)、メジャー2年目で初めて地元メディアからバッシングを受けた。4回5失点KOを喫した開幕戦から一夜明け、ニューヨークの新聞は厳しい論調で報道した。
【写真】4回5失点で開幕戦黒星となったマー君
結果以上に、球速90マイル(約145キロ)以下に抑えた投球スタイルに批判が集まった。1面で地元メッツの勝利を報じたデイリー・ニューズ紙は、裏面で田中について「WHO IS THIS GUY?(この男は誰だ?)」と刺激的な見出しをつけた。13勝を挙げた1年目との違いを皮肉る意味合いが込められている。見開きの中でも「速球がなければエースをつかめない」と論評した。
批判の種は開幕前からあった。“技巧派”に転じた田中に、ライバルのレッドソックスなどで通算219勝を挙げたペドロ・マルティネス氏が「万全の状態だとは思えない」と話すなど、好意的な意見は少なかった。シーズン初登板でKOされたことにより一気に火が付いた形だ。
チームはこの日、試合はなく、開幕前に2度の休日返上をしていた田中も完全休養に充てた。次回は12日(同13日午前9時5分開始)の本拠地でのレッドソックス戦に登板予定。開幕投手を務めたことで周囲の目はより厳しいものになるが、結果ではね返すしかない。