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2013、14年はオープン戦で計16試合に登板して無失点
レッドソックスの上原浩治投手が6日(日本時間7日)、マーリンズ戦の3回から2番手で登板した。オープン戦初登場で1回を投げ、3安打1失点と乱調。これは上原のレッドソックス在籍期間でオープン戦初失点だったとESPNが報じている。
上原は先頭打者のジェフ・マシスにいきなりセンターへの2塁打を浴びる不安定な立ち上がりとなった。続くヨルダニー・バルデスピンにはレフト前ヒットを許し、ノーアウト1、3塁のピンチを迎える。続くドノバン・ソリアーノはライトフライに仕留めたが、ワールドシリーズ王者ジャイアンツからマーリングに加入したマイケル・モースにセンターへの2塁打を打たれて1失点。後続のマルセロ・オズナとジェフ・ベイカーを打ち取り、マウンドを降りた。
記事によると、この失点は上原が3年目を迎えたレッドソックスのスプリングキャンプ中のオープン戦で初めて喫した失点だったという。上原は2014年のオープン戦で6試合に登板し、6回を投げて無安打と完璧なピッチングで1点も失わなかった。加入1年目の2013年もオープン戦10試合に登板し、9回2/3で4安打12三振、無失点だったことも紹介されている。
調整最優先のオープン戦、レンジャーズ時代には防御率10.61だった年も
オープン戦は開幕へ向けての調整が最優先となり、レンジャーズ時代の2012年には9試合で9回1/3を投げて13安打11失点、防御率10.61だった。この日の「初失点」で過去2年の異常な安定感を改めて証明する形となった。
ジョン・ファレル監督は「選手の立場、キャリア、現在地に関わらず、スプリングキャンプでは継続性を手にするために、選手は試合に出場する。コウジも例外ではない」と語り、問題視していないという。オープン戦では上原を8試合から10試合に登板させる予定だとしている。
昨年はオールスター後から珍しく乱調に陥った上原。今キャンプではカットボールの習得に力を入れているという。2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すレッドソックス。絶対守護神の調整に大きな期待がかかっている。