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ゼニト・サンクトペテルブルクに所属するブラジル代表FWフッキが、15日に行われたロシア・プレミアリーグ第19節のトルペド・モスクワ戦で、相手サポーターから人種差別チャントを受けた。同日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。
現在28歳のフッキは、昨年の9月27日に行われたスパルタク・モスクワ戦でも同様に人種差別行為を受けていた。
同選手は「理解も説明も、受け入れることもできない。こういうことに遭遇するのは初めてじゃない」と、度重なる人種差別への怒りを露わにした。一方で「人種差別主義者たちがなにかをしていても、僕とチームメイトは試合だけに集中するよう努めたよ」と、明かしている。
また、ゼニトを率いるアンドレ・ビラス・ボアス監督は、試合後の会見でこの人種差別行為について「サッカー界の恥で、ロシア中の恥だ。起きてはいけないことが起こった」と、語った。
なお、試合はフッキのゴールでゼニトが先制するも、後半アディショナルタイムでトルペドに同点とされ、引き分けに終わっている。