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バルセロナのブラジル代表FWネイマールは11日、近郊都市のジローナで行われる少年によるフットボール大会の開会式に出席し、チームの現況などについて自身の見解を示した。
先週末に行われたリーガ・エスパニョーラ前節で、宿敵レアル・マドリードを抜いて4カ月振りに首位の座を奪回したバルセロナ。チームの成熟に自信を深めているネイマールは、チャンピオンズリーグおよびコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)との3冠達成に意欲を燃やした。
「僕らは今、調子がどんどん上がっており、試合を追う毎に自分達のプレーができている。厳しい練習が積めているし、ロッカールームの雰囲気も素晴らしい。あらゆる夢を叶えられるようなチームだと思っているので、3つのタイトルを取るために全力を尽くしたい」
ネイマールはまた、レアル・マドリードがCL決勝トーナメント1回戦で薄氷を踏む思いで勝ち上がったことについて質問されると、ホームでDF内田篤人が所属するシャルケに3-4で敗れたセカンドレグについて微笑みながら正直な感想を漏らした。
「レアル・マドリードとシャルケの対戦はテレビで見たけれど、試合が終わり『あと少しだった!』と思ったよ。もう10分続いていれば良かったのにね」
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシおよびウルグアイ代表FWルイス・スアレスと形勢する“MSNトリオ”が、レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表MFガレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドによる“BBCトリオ”と比較されることが多いネイマール。
「“MSN”は“BBC”より優れているか?」との質問に対して「他のチームについてはあまり話したくないけど、たぶんそう思うね」と回答すると共に、南米屈指のストライカーとの共演に強い満足感を示した。
「僕達が最高のトリオかどうかは分からないが、3人の理解は高まる一方だ。メッシは世界最高、スアレスも世界屈指の選手なので、その能力ついては今さら話す必要などないが、2人ともオープンに話すことができる素晴らしい男達だ。そんな彼らと一緒にプレーできるのは最高の栄誉だね」