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ブリスベン戦の前半、競り合う浦和の槙野(右)=4日、埼玉スタジアム
浦和に重い現実がのしかかる。J1リーグ前哨戦のゼロックス杯を含めて公式戦3連敗。「選手には、逆境をはねのける力がある。確固たる自信を持ってほしい」と話していたペトロビッチ監督の願いは通じず、埼玉スタジアムは耳をつんざくブーイングに包まれた。
最悪の立ち上がりだった。試合開始早々、処理にもたついた間にボールを奪われ、ゴール前にパスを通されてブリスベンが先制した。この日は故障明けの興梠が先発出場し、新戦力のズラタンとともに2トップ。基本布陣の3-4-3を変えて勝利を求めたが、目立った好機はなかった。
さらにレッドカードが追い打ちをかける。後半が始まってすぐ。最後尾でパスを受けた那須がプレスを受けてボールを奪われ、相手を押さえ込んで退場となった。相手にとっては、1点リードして人数で上回る状況。浦和イレブンの混乱に拍車が掛かり、手の打ちようがなかった。
オフシーズンに11人もの大補強を行い、選手層の厚さは増したはずだった。ところが、勝負どころでのもろさは変わらない。7日のJ1開幕に向け、不安が募った。