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[3.18 ナビスコ杯グループA第1節 湘南1-0甲府 BMWス]
ナビスコ杯のグループリーグ第1節が各地で行われた。2年ぶりに同大会を戦う湘南ベルマーレは、ホームでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で勝利した。
浦和から移籍後、公式戦初先発初出場となったDF坪井慶介が決勝点を奪った。スコアレスで迎えた後半26分、この日初めてとなるCKを獲得した湘南は、左サイドからMF永木亮太がゴール前にクロスボールを上げる。これにニアに飛び込んだのが坪井で、ヘディングシュートがGK荻晃太の股下を抜いて、ゴールラインを越えていった。
プロ14年目の坪井だが、ゴールは2003年5月のリーグG大阪戦で挙げた1点のみ。移籍後初となる記念すべきゲームで何と、12年ぶりの得点を挙げた。「昔過ぎて、どう喜んでいいのか分からない」とおどけた35歳の元日本代表DFは、「これから全員の力が必要になってくる。頑張ります」と笑顔を弾けさせた。
チョウ・キジェ監督も賛辞を惜しまない。試合内容については、「前半は全く我々の良さが出ていなかった。見ている人も面白くなかったと思う」と手厳しかった指揮官も、坪井について問われると、「慶介は練習からしっかりやってくれている。神様はプレゼントをあげるんじゃないですか」と称えた。
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