春場所２日目の前相撲で初土俵を踏んだ関学大出身の宇良（右）＝９日、大阪・ボディメーカーコロシアム

　 　大相撲春場所（大阪・ボディメーカーコロシアム）２日目の９日、前相撲が始まり、関学大から初めて角界入りした宇良（木瀬部屋）＝本名・宇良和輝＝が初土俵を踏んだ。
　　高田（藤島）との一番は、低く当たってからすかさず突き落として完勝。「緊張はしなかった。いい流れだった」と笑顔で振り返った。
　　居反りや足取りを得意とする異能力士として、入門前から大きな注目を浴びてきたが、本人はいたって冷静。「今は基本の練習しかしていない。しばらくは封印したい」と話した。