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「ニューヨークの全部が好き」
MLSのニューヨーク・シティでプレーするFWダビド・ビジャは15日、同クラブの史上初ゴールを決め、2アシストも記録している。スペイン代表歴代得点王はスペイン紙『マルカ』のインタビューに応じ、自身の現状について言及している。
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――ビジャと言えばゴール。あなたの名前は既にMLSの歴史に刻まれましたね。
「そのために来たんだよ! フォワードというものはゴールを基に生きているし、僕の仕事でもある。だけど大切なのは、チームにとって重要な得点であることだ」
――ニューヨーク・シティの選手として初ゴールを挙げて何か特別なことは考えましたか?
「いや。新チームでゴールを決められたこととチームを応援しているサポーターの幸せぐらいかな。アメリカに来る決断にはとても満足しているよ」
――現在居を構えるマンハッタンは練習場からは距離があります。
「僕が決めた決断だ。選手達は普通ニューヨークに住まない。僕自身もそうだけど、娘達のこれからの経験を考慮した。素敵で唯一無二の経験だよ」
――ニューヨークの街を出歩きましたか?
「今はとても寒いから前より少ないけど、着いた時はもっと散歩していた。歩き出して辺りを見回すと映画やテレビで観たものばっかりだ。ニューヨークは楽しまねばならない。特別に気に入っている場所があるわけではない、全部が好きなんだ」
――欧州でビッグプレーヤーだった選手にとって街中を落ち着いて歩けることは、新鮮ではないでしょうか?
「全てが静かで落ち着いている。過度な熱狂心は無い。でも一応、クラブとリーグもいっぱい宣伝したから人々にも段々知られていくよ」
――NBAが大好きみたいですね。生観戦はしましたか?
「既に(ブルックリン)ネッツと(ニューヨーク)ニックスのコートを訪れた。そして今は父がここに来たから(ホセ・マヌエル)カルデロンが所属するニックスを観に行くよ」
「アメリカではフィジカルコンディションが良くなかったらプレーは不可能」
――NBAと言えば人気スポーツですが、MLSも同じ道のりにいますか?
「多分そうだと思う。オーランドの会長は『初戦のスタジアムには6万人が入ったけど、観戦したいサポーターはもっといた』と言ってくれた。今ここで起こっていることはとんでもないことだ。我々は新たなチームであるにもかかわらず、満席に近い。
マスコミの宣伝は膨大だ。オーランドとの試合後、ワールドカップ(W杯)かチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦と同様のマスメディアが待機していた。…