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◇甲子園練習の第2日
全国屈指の古豪2校が、半世紀を超すブランクを埋めて春の舞台に戻って来た。第87回選抜高校野球大会(21日開幕)の甲子園練習は第2日の17日、ともに21世紀枠で選ばれた82年ぶりの松山東(愛媛)と53年ぶりの桐蔭(和歌山)など12校が登場した。
松山東は、センバツ出場に合わせてデザインを一部変更したユニホームを初めて着用。胸の「MATSUYAMA」の文字の並びが直線からアーチ状になった。OB会の発案で、過去春夏計3度甲子園に出場した当時のデザインに戻したという。練習では選手たちの動きが硬くミスもあったが、堀内監督は「本番でリラックスしてくれればいい。ユニホームの重みを感じて戦いたい」。エースの亀岡は「自分が僅差の展開に持ち込まないと」と初戦を見据えた。
部員19人の桐蔭は、3年生の元部員全8人が駆けつけ、練習を補助した。夏を含めても29年ぶりの大舞台だけに、伊藤監督は「彼らもあっての桐蔭の歴史。甲子園の土を踏ませてやれてよかった」と感慨深げ。他の部活と共用している普段のグラウンドでは思うように外野練習ができないため、クッションボールの処理などを入念に行った。主将の石井は「出場校で一番人数が少ないチームなので、多くの人の力を借りている。感謝の気持ちを忘れずにプレーしたい」と語った。【野村和史】