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サーモンとアボカドのロミロミ
毎日暑い日が続く、こんな時期は、疲労回復の効果もあるお酢を使ったさっぱりマリネを作ってみましょう。マリネとは、酢やレモン汁などを使って食材を漬ける調理法のこと。残り野菜などを使って簡単に作ることができるので、ただいま、ひそかなブームです。おもてなし料理が人気の料理研究家の神田依理子先生に簡単に作れて見栄えのいい、おもてなしマリネを紹介していただきました。
【マリネにあう食材】
魚、肉、野菜などなんでもマリネにできます。とくに野菜や魚を使ったマリネは、マリネ液を作って、そこに食材を入れていけば作れるので、簡単です。冷蔵庫にある残り野菜を使って一品できてしまいます。そのとき、魚介の缶詰などを使えば、より、コクのあるマリネが作れます。
【マリネを作るときの注意点】
食材の切り方で、味のしみ込み方が変わります。短時間でマリネを作って食べたいときは、薄切りや小さく切ってマリネ液の浸透を早めましょう。薄切りのものは、長時間漬けると酸っぱく感じるので15分くらいを目安に一度味見をしてみるといいでしょう。反対に素材を大きく切ればつかり方がゆっくりになります。また、素材を加熱してからマリネ液に漬けると、味がしみ込みやすくなります。
【日持ちについて】
生野菜などの水分の出やすいもの、生の魚介類などはその日のうちに。加熱したものや、大きく切ったものは3日ほど冷蔵保存できます。
【おもてなしマリネ】
来客がある場合、マリネをそのまま出してもいいですが、できれば前菜としてパンやクラッカーを添えて出すと一気におもてなし感がアップします。メイン料理が出るまでの「つなぎ」にするといいでしょう。残った場合は、他の野菜や角切りしたフランスパンなどと混ぜると、ドレッシングもいらずおしゃれなサラダに変身します。弁当、常備菜、パスタ、寿司、夜食などに使ってもいいですね。
■簡単、ハワイアンおもてなしマリネに挑戦!!
それでは以上のことを踏まえて、マリネを作ってみましょう。夏らしく、ハワイアン料理のロミロミに挑戦しましょう。すぐに作って食べられる簡単マリネです。
<サーモンとアボカドのロミロミ>
【材料(4人分)】
スモークサーモン(幅2cm)100g
アボカド 1/2個(2cm角に切る)
トマト(中) 1個(2cm角に切る)
玉ねぎ 40g(みじん切り)
きゅうり 1/4本(5㎜角に切る)
パプリカ(赤・黄)各20g(5㎜角に切る)
塩 小さじ1/4
黒こしょう 少々
レモン汁 小さじ1
【作り方】
保存用のビニール袋に材料をすべて入れ、ときどき上からもんで、冷蔵庫で20分ほど休ませたら、器に盛る。
【料理のポイント】
スモークサーモンは刺身用のサーモンで代用してもおいしく食べられます。食材の味を生かした簡単なマリネにしています。長時間漬けるとサーモンがパサつくので注意してください。
神田依理子(かんだえりこ)
料理教室eriko cooking salon主宰。自由が丘と兵庫県の宝塚で4人までの少人数制料理教室を開催。企業や媒体へのレシピ提供もしている。身近な食材でできるおもてなし料理が人気。
文・ひょっとこプロダクション